運動会の花形種目といえば徒競争。幼稚園や小学校に通うお子さんをお持ちのご両親や祖父母の方たちは、カメラを片手に我が子を追う風景もよく見受けられます。

一瞬で目の前を走り去っていく徒競争の撮影は、事前にポイントを押さえて挑みたいところ。

徒競争でのシャッターチャンスは、スタートシーンや走っているところ、そしてゴールシーンといくつかあります。

その中でも撮りやすく、写真にまとまりやすくお勧めなのがコーナーカープ。

コーナーカープで徒競争を見ていると奥から走ってきて目の前を走り去っていきます。つまり最も間近で子どもを撮れる場所がコーナーカープなのです。

この場所から撮影すると躍動感のある走る姿を撮ることができます。

撮影するときに使いたいのが連写モード。連写モードは、シャッターを押し続けている間、連続して撮影できるシャッターモードのこと。

連写モードに設定して、コーナーカープ沿いに陣取りレンズを向けて走って来るのを待ちます。

コーナーに差し掛かった辺りからシャッターを押して撮影します。
作例をご覧ください。

徒競争撮影


徒競争撮影


連写で撮影したコマごとに迫ってくる様子がわかります。ちなみに連写の速度はカメラの機種によって異なります。

またコーナーカープの前列に場所撮り出来れば、望遠レンズを使わなくても画面に大きく写すことができます。ズームレンズでコーナーカープの中央部が大きくなる程度の大きさに寄せて画面を作っておけばいいでしょう。

あとは、シャッターを切るタイミングを合わせれば、バッチリと疾走する姿が撮れるはずです。

これからの運動会の撮影にぜひお役立て下さい。