防水タイプのコンデジの種類が豊富になってきました。
これまでは防水コンデジはオリンパスくらいしか出してなかったのですが、カシオ、ソニー、ペンタックス、パナソニック、フジと各メーカーから特徴ある機種が出始めています。

防水コンデジを使い水の中での撮影は難しいそう、そんな疑問を感じる方もいるかもしれません。そこで、もっとも単純に水の中で撮る一例として金魚を撮ってみました。

その撮影過程を紹介してみましょう。

金魚撮影

防水コンデジで撮影した金魚
ある日、屋台の金魚すくいで取ってきた金魚が10匹ほどうちにやってきました。「金魚は突然やってくる」というタイトルの本をどこかで見た覚えがありますが、まさにその状態。

せっかくだからこの金魚を防水コンデジで撮ってみよう、と思いついて撮ったのが今回お見せする写真です。

撮影した状況ですが、水槽に移す前にバケツに張った水に金魚は入れられてました。この中に防水コンデジを入れ、真上からレンズと金魚の位置を見ながら、見当をつけてシャッターを切っていきました。

バケツは透明色ではないので、当然液晶画面でフレームの確認はできません。マクロ撮影に設定しての撮影。他はすべてオート設定です。

バケツの中にカメラを入れると金魚は慌てふためいて少々暴れるのですが、しばらくカメラを動かさずにいると慣れたのかカメラの近くにも寄ってきます。カメラを固定して金魚の動きに応じての撮影です。


金魚撮影

何匹が群がってきたので撮ってみた一枚。中央の金魚にピントが合っています。

金魚撮影

しっぽしか写ってない「ハズレ」ですけど、こんな写りも悪くない感じ。

金魚撮影

きれいに並んで撮れました。タイミングはドンピシャか!?

金魚撮影

手前は空いてしまいましたが、ピントはこの距離でちょうどいい感じ。


完全目測での撮影でしたが、なかなか面白い写真が撮れた結果でした。
数を重ねればさらにバリエーションは増えていきます。

防水コンデジは水中に潜らなくても使える用途はたくさんあります。
これから夏に向けては特に活躍する場面が多いカメラとも言えます。

使用カメラは、オリンパスμ1030sw