5月に入ると時折、赤いかわいい実をつけた木々を見つけることがあります。よく見れば赤く実ったさくらんぼ。

さくらんぼは春のイメージもありますが夏の季語でもあり、初夏の訪れを表す果物。そろそろ暑くなる頃に出始めます。

散歩している途中に見つけたさくらんぼを撮ってみました。その写真から撮影したときのポイントなどをフィードバックしてみます。


雨上がりに撮ったさくらんぼ

雨上がりに撮ったさくらんぼ
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この写真を見てもらうとわかるように全体が濡れています。ちょうど雨上がりで少し太陽が顔を出したときに撮影しています。

この雨の濡れ具合がとてもよく、みずみずしい質感をこのまま活かそうとアングルを探しました。

このとき持っていたカメラはオリンパスμ1030SWのコンデジ。マクロモードに設定してさくらんぼにレンズを近づけて撮影しています。

さくらんぼにかかる滴とさくらんぼ自体に太陽光のキラリと光る反射が入る角度を探して撮っているのがポイント

これが影がかかって光がまったく入らないと下のような写真になります。

さくらんぼ撮影


まぁ、影の元で撮るさくらんぼも悪くはないのですが、せっかく太陽が出始めて、雨に打たれて濡れている状況なのでやはりここは光を入れたいとところです。

何気ない散歩途中に出会ったさくらんぼですが、ちょっとしたその状況を活かせるポイントを入れて撮るだけでも見え方が変わってきますね。