デジカメで撮影した画像データの保管は万全でしょうか。写真撮影はいったん撮影を終えるとホッと一息ついてしまいますが、画像データの保管は撮影と同等に慎重に扱う必要があります。なぜならアクシデントが起こるとデータは消滅する危険性があるものだからです。

デジタル画像は画像データとして記録メディアやハードディスクに保管しておきます。これらは通常の保管状態であれば消えてなくなることはありません。

しかし、記録メディアやハードディスク本体に衝撃を与えると一瞬にして保存されていたデータが消滅してしまいます。

フォトストレージ


私事ですが、年末から年始にかけて撮影した画像をフォトストレージと呼ばれる画像データを保管するハードディスクにまとめて保存しておきました。フォトストレージに保管させた後は、記録メディアの画像データは消去させていたので、撮影した画像はフォトストレージのみに保管した状態でした。

そのフォトストレージを使い画像を編集しようと作業をしていたところ、フォトストレージにつないでいた電源アダプターコードに家人が足をひっかけてしまいました。コードを足でひっぱったためつないでいたフォトストレージは、床に叩きつけるように落下。結果、保存していた画像データは消滅。

恥ずかしい失敗談ではあるのですが、このことから改めて画像データはダブルで保管させて置く必要性に気づかさせられた思いです。

最終的には、二つの外付けハードディスクに保管していたので、ダブル保管はしていたつもりだったのですが、データを移行させる途中でもデータを消滅する可能性はあるわけです。ここを油断していたのが今回の原因でした。

手間をかけて撮影した画像であるほど、消滅したときのショックは大きいものです。そういうことにならないためには、常に画像は複数で保管することです

ダブルで保管する方法例は次のようなもの。

・撮影した記録メディアからフォトストレージに画像を移行。記録メディアの画像もそのまま保管

・複数のハードディスクや記録ディスクに画像データを移行。

・ハードディスク等に画像データを移行後、記録メディア、フォトストレージの画像を消去。

現場で撮影して手元に残るデータを一次データとするなら、最終的に保管させるハードディスク等の二次データに移行するまで一次データは消去させないことが大事です。

また、複数のカメラを使って撮影しておくのもデータのバックアップとして有効な方法です。一台で撮影するのは身軽で便利ですが、ひとたびそのカメラにアクシデントが起こると撮影は中止せざるをえません。

重要な撮影のときほど、画像データ、撮影機材どちらもダブルのバックアップ態勢で挑みたいものです。

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