デジカメフィギュア撮影術

物を撮影することを業界用語でブツ(物)撮りと呼ぶことがあります。ここでいうブツとは、いわゆる動かない被写体のことを指します。

ブツ撮りというと基本的に広告写真用に商材などを撮ることが多いのですが、最近は広告用だけではなくにプロアマ問わずに撮られることが多くなったジャンルです。

料理写真や趣味で作ったもの、例えばネイルアートやビーズ作品を撮影してブログにアップした写真もブツ撮りということになります。

このブツ撮り、撮影のレベルとしては決して易しいものではありません。デジカメは押せば写るのだから、ブツ撮りも誰でもすぐに撮れるのでは、と安易に考えていても実際に撮ってみるとなかなかうまく撮れないものです。

そんなブツ撮りをプロはどうのように撮っているのか、そのポイントを網羅した本を見つけました。そのタイトルとは、デジカメフィギュア撮影術

この本のポイントを簡単に解説してみましょう。



フィギュアを撮ることを主として書かれていますが、この本で紹介されている撮影手法は、他の被写体にも応用できるものばかりです。フィギュアということにとらわれることなく、読み進めていくことがまずポイント。

ブツ撮りがまったく初めての方には、やや難しい箇所もあるかもしれません。それでもデジカメの基礎項目から解説されているので、じっくり読み進めていけば大丈夫でしょう。

撮影するのに必要な道具類もまとめて一覧表になっているので、どんなものを使って撮影するのかがわかる点も便利。ブツ撮りに必要な備品も一通りこの一冊でわかります。

構図の作り方、データの加工方法なども簡単ながら触れているので、ブツ撮りに限らず広く撮影には応用できる項目もあります。

著者がプロ視点からフィギュアを撮る時の方法を書いていて、工夫しているところや撮影の着眼点がわかるところが興味深い本でもあります。

レフ板を自作する項目などは、瀬川が書いた記事と同じ発想です。(こちらを参照)「レフ板は100均グッズで作る」 


ブツを撮ることが多い方は、一度読まれてみてはいかかですか。
ヒントになるところはたくさんありそうです。