桜が開花し始めて、あちらこちらで桜の花にレンズを向ける光景を目にする季節になりました。せっかく撮る桜の花もこれまでとは一味違ったものにしたいと思う方も少なくないのでは。

そんなときに使える簡単に写真の風合いを変える機能があります。メーカーの機種によって名称は異なりますが、代表的なものがオリンパスのデジカメにあるアートフィルター。

アートフィルターには、6種類ほどのフィルター効果を得られるモードがあり、画質の色合いや雰囲気を変化させることができます。

この中でも桜の花を撮る時にお勧めなのが霧がかったような効果が得られるファンタジックフォーカス。まずはその写りの違いをご覧ください。

上の写真が、ノーマルな状態で撮影した桜の写真。そして下がファンタジックフォーカスモードで撮った写真。ファンタジックフォーカスを使うと幻想的な雰囲気に写るのことが、この違いがらよくわかります。

桜フィルター


桜フィルター


オリンパスのファンタジックフォーカスは、ソフトフィルターをつけて撮ったような効果が得られるモード。もし使っているデジカメにフィルター機能がない機種でもソフトフィルターをレンズに装着すれば同じような霧がかった画像に撮ることができます。

※フィルターを購入するときは、持っているデジイチレンズの口径のサイズに合うものを選んでください。ソフトフィルターの一例はこちら。

ファンタジックフォーカス以外にも桜の花を効果的に撮れるモードはあります。ポップアートと呼ばれるフィルター効果は、ビビットな色彩に仕上げます。ポップアートで撮ると桜の花びらはこのような感じに写ります。

桜フィルター


桜の花びらのピンクがより濃くなって写ります。花の色を強調して撮る時に使うと効果があります。

このようにフィルター機能がある機種は、イメージに合わせて使ってみるとこれまで撮ってきた桜の写真とはまた違った風合いを持つ写真が撮れますので試してみてはいかがでしょうか。

今回紹介したオリンパスのアートフィルターを持つカメラでビギナーにも使いやすい機種は、PEN Lite。また他のメーカーにも同様のフィルター機能を持った機種もあります。

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