デジタルカメラの液晶画面は、コンデジではファインダー代わりでもありカメラの中の要のパーツ。また液晶画面は、撮影中は常に外にさらしている格好になり、傷がつきやすい場所でもあります。

液晶画面を保護するのに用いるのが、保護用のフィルム。各メーカーから様々なものが発売されています。その中でも最安値であろう100均ショップで販売されている液晶保護フィルを試してみました。

今回使用したのが、こちらの液晶保護フィルム。ダイソーで購入しました。パッケージには「日本製」と大きく書かれてあり、国産であることを強調しています。

この商品、100円でありながらなんと2枚入りです。貼りかえ用スペア分もついてきてこの値段は安いと言えます。

液晶保護フィルム
この液晶保護フィルムの貼り方を簡単に説明しましょう。

まず、貼り付ける液晶画面をカメラ用のクロスなどできれいにします。脂分などで汚れがついたままだと保護フィルムがはがれやすくなるので、ここではしっかり拭いておくのが大事です。

液晶保護フィルム


液晶表面がきれいになったら保護フィルムを貼り付けます。このときフィルムと液晶画面の間に気泡が入らないように貼るのが少し難しい部分。空気を逃がすようにフィルムの上からさすりながら貼ると気泡がはいりにくくなります。

液晶保護フィルム


貼り付けた保護フィルムの上には保護シートがついているので、それを付属されているはく離テープではがします。

液晶保護フィルム


保護シートをはがせば、液晶保護フィルムの貼り付けは完了です。もし多少気泡が入っていも、画面を見るときにほとんど妨げになることはありませんので、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。

液晶保護フィルム


100均製の液晶保護フィルムですが、十分液晶画面を保護してくれます。保護フィルムを貼ることで液晶画面の透過率は多少は落ちます。しかし、色味が多く変化したり、明るさが大きく変わるわけでないので撮影に影響はないでしょう。

液晶画面本体に傷をつけてしまうと、それを修復するのは難しいですが、液晶保護フィルムを貼っておくと、ある程度のダメージはカバーしてくれます。安くはないデジカメを守るために100円でできる保護対策と思えば安いのではないでしょうか。

液晶保護フィルムは他にも各カメラ用品メーカーからも販売されています。使用しているカメラの液晶画面のサイズに合わせて購入してください。
・液晶保護フィルムの一例