コンデジの防水タイプの機種が充実してきました。オリンパスを筆頭に各社一台ずつはラインナップに加えている様相。

しかし防水コンデジは、一般的にはその楽しさはまだまだ知られてないと思います。夏の水辺で遊ぶ機会が多い季節は、特に防水コンデジの活躍できる時期。防水コンデジの手軽な撮影方法をご紹介します。

まず防水タイプのデジカメと言うとどうしてもダイビングなど水中に潜るために作られていることをイメージしがちですが、水に潜らないと使えないものではありません。ここでは、まったく水中には潜らずカメラを水中に浸しただけで撮影した画像で紹介します。

防水コンデジ


まず当たり前ですが、防水コンデジはそのまま水に入れて撮影ができます。初めて防水タイプのデジカメを使う方は、本当に水に入れても大丈夫なのかと心配する方も多いようですが、パッキン部分に糸や髪の毛などが挟まっていない限り水はカメラに入りません。(写真の機種は、キヤノンPowerShot D10)

そのままズボッと水中にカメラを入れて下さい。

水中で撮影している防水コンデジの画像のこんな感じ。
防水コンデジ

水が澄んでいれば、水の上から被写体にレンズを向けカメラだけを水中に入れて撮影が可能。上の写真は、水中で撮影しているシーン。もう一台の防水コンデジで撮影しました。

海水などに入れて撮影後のお手入れも、防水タイプなので水道水でじゃばじゃばと洗ってケアします。

そして、どんな画像が撮れるかといえばこのような写真が撮れました。

防水コンデジ

水中でもクリアにピントも合った写真が撮れます。
水中で撮影するかといって特別な技術は要りません。撮影モードを「水中撮影」などに設定して、あとは、日頃コンデジを撮るように半押しでピント合わせしてシャッターを切るだけ。

ただ、水中にカメラを入れて撮る時は、ある程度被写体とピントが合う距離か確認しながら撮影します。

防水コンデジ

イソギンチャクもこのように間近に撮影ができます。

これからお子さんと一緒に海に遊びに行ったり、川辺で遊んだりすることが多い方にも重宝する一台です。そのまま水中に入れるだけでなく、釣りなどアウトドアスポーツをしながらの撮影、キッチンなど水回りで写真を撮るに時にも便利です。

水回りでの撮影もとても楽しいものです。ぜひ防水コンデジで水中撮影を手軽に楽しんでみて下さい。