キヤノンはデジタル一眼レフ機の新機種、「EOS 60D」を発表しました。

「EOS 60D」は、2008年9月に出た「50D」の後継機。ビギナーからミドルユーザーまでをターゲットにした中堅機。

キヤノン EOS 60D


有効画素数約1800万画素のCMOSセンサーと高性能映像エンジンDIGIC 4を搭載。ISO感度は、100~6400まで常用設定できます。増感は12800まで可能。

大きさは、約144.5×105.8×78.6mm。重さは約675g。

「EOS 60D」の大きな特徴は、EOSシリーズで初めて、パリアングル液晶画面を採用したこと。ニコンのミドルクラスの新機種「D7000」がパリアングル液晶画面を搭載してない分、この二機で比較したときに、「EOS 60D」の差別化できる機能となり得るかもしれません。液晶画面サイズは、ワイド3.0型。視野率は約100%。

動画撮影は、フルハイビジョンで撮影が可能。動画撮影中に静止画撮影もできるなど多機能な使い方ができます。

キヤノン EOS 60D


4種類のアートフィルター機能(ラフモノクロ、ソフトフォーカス、トイカメラ風、ジオラマ風)とは別に、あらかじめプログラムされた色彩コントロール機能のピクチャースタイルが6種類あります。シャープネス、コントラスト、色の濃さ、色あいを各自詳細設定しオリジナルの画像に仕上げることも可能です。

さらに色彩効果のプログラムされた機能、ピクチャースタイルファイルは、キヤノンのホームページから各データをダウンロードしカメラに登録できます。思い通りの色合いで表現できるように作られた機能。

「EOS 60D」はデジイチをある程度使いこなせて、写り具合のディテールにもこだわる撮影をしたいユーザーに適した一台かも。

発売日は、2010年9月中旬。価格はオープン。

・キヤノン EOS 60D