瀬川陣市のドローン・アクションカメラ ベストガイド

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歳時記

スマホで金環日食を撮る

2012年5月21日には、本州では129年ぶりに金環日食が観測できます。観測日が近付くにつれ、観測グッズの用意をしたり、日食を撮るための準備をしたりと盛り上がりを見せている様子。

そんな中でもケータイやスマホを使い、手軽に金環日食を撮影できないかと考えている方も多いのでは。そこで、スマホタイプのカメラで太陽が撮れるかを検証してみました。

太陽を直接肉眼で見てはいけないように、写真を撮るときも直射日光をレンズでとらえるのはご法度。強い光によってカメラ内のセンサーが故障する原因にもなります。

太陽を撮影するときには必ず太陽光用のフィルターをレンズ前に装着して撮影します。しかし、スマホなど携帯電話のカメラ用のそのようなフィルターはありません。

そこで、太陽観測用の簡易メガネをフィルター代わりにしてレンズ前に装着し太陽を撮影してみました。

スマホ金環日食


簡易メガネをテープでスマホに固定して、装着。簡易メガネのフィルターを通して太陽光を撮影します。このときに裸眼で直射日光を見るのは危険なので撮影するときにもサングラスをつけてカメラを太陽に向けて撮影をしました。

特別なアプリなどは使用せず、通常のカメラ機能を使いオート撮影。その結果がこちら。機種は、スマホと同様のカメラ機能を有しているiPod touchを使用。


スマホ金環日食



画面が白っぽく写っているのは、黒いフィルターでレンズを覆ったことで露出アンダーで撮れたのが原因。

太陽の形はなんとかとらえることができました。ただ、この簡易メガネのフィルターの減光率が低いためか、太陽の周りにハレーションが起きたように写りました。この写り具合は、露出補正などで修正することで補えそうです。

さらに少しズーム機能を使い、アップにして撮影してみました。


スマホ金環日食



デジタルズームで倍率を上げるため、画質が粗れ、太陽の形が原型をとどめてない状態で写りました。倍率を上げて撮影するには無理があるようです。

結果的には、太陽光フィルターを使い太陽の形は撮影できたので、金環日食もなんとか写りそう。ただ、しっかりした写真に仕上げるには一眼タイプのカメラを使い撮影するのがやはりベストと言えます。

一眼タイプのカメラを使っての撮影方法はこちらを参照ください-「金環日食の撮り方


なお今回の撮影は、筆者が自己責任のもと、独自に検証したものです。一般的に推奨する金環日食や太陽の撮影方法ではありません。

※5/11Up-スマホ、ケータイ用の太陽撮影用のフィルターを見つけましたレピュー記事はこちら




金環日食の撮り方

2012年5月21日に本州では173年ぶりとなる金環日食が観測されます。久しぶりの天体ビッグイベントとあって早くから観測用サングラスも書店などで大々的に販売され、その期待度が垣間見られます。

この金環日食を観測するだけでなく、写真に撮ろうと考えている方も少なくいでしょう。しかし、太陽に直接レンズを向けるのは目にもカメラにもよくないこと。そこで、デジタル一眼で金環日食を安全に撮影する方法をご案内しましょう。

■日食撮影にはフィルターが必要

まず太陽を撮るときに必需品になるのが日光撮影用のフィルター。強い太陽の光をファインダーを通して直視することが厳禁ということはわかるかと思いますが、カメラにとってもこれはとても危険な行為。直射日光をカメラのセンサーにレンズを通して浴びせるとセンサーの故障につながりかねません。

太陽に直接レンズを向けるときは、必ずフィルターを用います。

そのフィルターとは、NDフィルターと呼ばれるもの。ただNDフィルターにはいろんな種類のものがあり、太陽光を撮るには、1/100000(10万分の一)まで減光できるフィルターは欲しいところ。


金環日食


上の写真は、1/100000まで光量を絞れる、マルミ 太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 58mmというフィルター。


金環日食



使用するレンズの口径に合わせてフィルターを選びます。口径に合わないレンズの場合は、ステップアップリングを使うことで使用することが可能。


■日食撮影はマニュアル設定で


日食を撮影する際は、マニュアルで露出設定をします。マニュアル設定だと難しそうと感じるかもしれませんが、モニター画面を見ながら撮影をしていけば簡単に撮ることができます。


金環日食



設定例としてまず撮影モードをマニュアル(Mモード)に設定します。ISO感度はカメラの最低値に設定。ここでは露出値は、レンズの絞りをF11、シャッタースピードを1/1000と設定しました。


金環日食


カメラのセッティングでは、三脚を使用すると撮りやすくなります。レンズは望遠レンズを使用します。望遠倍率が高くなる分、画面の中に太陽を大きく写すことができます。三脚にカメラを固定し、レリーズシャッターをつければセッティングは完了です。


■露出はシャッタースピードで調整


フィルターを通して太陽にピントを合わせます。マニュアルフォーカスでピントを固定したほうが撮りやすいでしょう。

ピントが合ったら、いよいよ撮影していきます。 


金環日食


上の写真は、露出設定した通りF11、1/1000にて撮影。レンズは35ミリ換算時で600ミリ。

金環日食


最初に撮影した写真より明るく撮影するには、シャッタースピードを変化させて撮ります。シャッタースピードを1/500と最初のものより遅くさせて撮影すると、明るく写ります。状況に応じて、明るさを変化させながら撮影していきます。


以上のようなセッティングと撮影方法で進めていけば、金環日食を撮ることができるはずです。今のうちから余裕を持って準備して、観測日には、バッチリと決まった金環日食の写真を撮ってみてはいかがでしょうか。









6月1日の「写真の日」は間違いだった!?

6月1日は、「写真の日」。1951年に制定されていて以来、今日まで至っています。そもそもなぜ6月1日が「写真の日」になったのか、その理由は次のような理由から。

「写真の日」の日にちの制定は、明治時代の写真に関する記述が発端。明治35年に『東京日の出新聞』に書かれた写真の歴史に関する連載記事では、「天保12年に日本で最初に島津斉彬を写した」という記述と明治40年に書かれた『寺島宗則自伝』に「天保12年に6月1日に島津斉彬を撮影」と言う内容から日本で初めて撮影されたのが6月1日と確認。このことから6月1日が「写真の日」と制定されたという流れ。
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寒中でも楽に撮影するための手袋

寒い野外での撮影は、手や指先がかじかんでしまいます。手袋をしたままでは上手くシャッターやカメラの操作もままなりません。こんなときに撮影がしやすく使える便利なグッズを見つけました。

それは、指先が出せてカバーをすると親指以外の指をすっぽり覆うミトンにもなる手袋。

ミトンの手袋として使うとこのような状態になります。

寒中撮影用手袋


カバーを外して指先を出すとこのような形に。

寒中撮影用手袋


普通の指先が出るミトン手袋だと、親指の指先は出せないものが多いのですが、写真にあるものは親指も含めて指先全部が出せるようになっています。

撮影するときは、やはり指先全部を出せたほうがしっかりカメラもホールドできますし、操作もしやすくなります。

この指先全部を出せる手袋、カメラ店で買ったものではありません。撮影用に同様の指先を出せるグローブは販売されているのですが、あえてそこでは求めず釣具店へ行きました。

なぜ釣具店に行ったかというと、冬場の釣りをするときには、手袋をしたまま餌づけなどをするので指先を出せる手袋がよく使われます。釣り用の手袋は種類も豊富で、値段もリーズナブルなものが多いから。

写真で紹介している手袋も実は釣り用のもの。親指先も出せて、外したカバー先もマジックテープで留めておけるという使いやすさを考えて作られたもの。釣り用の道具は実用本位で作られているので使い勝手は申し分ありません。

撮影用で作られた同様の手袋もあるので、デザインや値段などを比較して気に入ったものを求めるといいでしょう。

寒中撮影用手袋


写真にあるように手袋をしたままでも指先全部を出してカメラを構えてシャッターを的確に切ることができます。撮影をしないときは、ミトンの手袋状態に戻せば指先も保温可能で暖か。

指先を出せる手袋があると寒い冬の野外での撮影にはとても重宝します。


マーティン 撮影用手袋 マルチシューティングクラブM ブラック M-7850
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カニの食べ方を撮る

カニ漁が11月6日に解禁になり、水揚げされたカニが出回るようになりました。

カニは食べるのがちょっと面倒と感じる方も少なくないかもしれません。そこでカニをさばく手順を追いながら撮ってみました。旬の味覚の被写体としてもご覧ください。

今回、食するカニはこちら。いい色に茹であがった、セイコガ二です。

カニの食べ方


このカニは越前ガニ。越前ガニを示す黄色いタグが目印です。この黄色のタグがないものは越前ガニではありません。いわゆるオフィシャルマークです。

カニの食べ方


食べる前にカニの顔を撮ってみました。「なんだ食うのかよ!」とキッとにらまれてるようにも感じなくもないですが。おいしく食べることで勘弁してもらいましょう。

カニの食べ方


さぁそれではカニをさばいていきます!続きを読む
livedoor プロフィール
【瀬川陣市】-写真新時代の案内人、フォトライフコンシェルジュ。 オールアバウト写真撮影ガイドも担当。

Facebookページは瀬川陣市-フォトグラファー

著書に「デジカメ撮り方便利帳」「デジタル一眼らくらく撮影入門」など多数。
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